人間力を鍛えて成績を伸ばす!おさえる所は3つだけ
生命保険大学校の講座で鍛える「人間力」を要素分解し、どのように鍛えていくのかを解説します。
もくじ
人間力とは何か?
生命保険の成績は、人間力の高さに比例します。では、人間力とは何でしょうか。
人間力は、下記の3つの要素からなると定義されています。
- 知的能力的要素
- 社会·対人関係力的要素
- 自己制御的要素
この3つの要素は下記の3つの領域に言い換えることができます。
- 言語
- 感情
- 精神
この3つの要素と領域について解説していきます。
知的能力的要素とは?
①「専門的な知識・ノウハウ」を持ち、自らそれを継続的に高めていく力です。
また、それらの上に応用力として構築される②「論理的思考力」、「推察力」のことを言います。
3つの領域のうち言語の分野に属します。
講座で学べること
①「専門的な知識・ノウハウ」
知識は講義で、ノウハウは実事例研修で学びます。
具体的には、講座では下記の内容を学びます。
- 法人の保障の考え方
- 財務の考え方
- 税の考え方
- 労務の考え方
- 銀行の融資判断や担保となる不動産等
②「論理的思考力」、「推察力」
「論理的思考力」とは、難しい事柄を相手に判るようにシンプルに話す能力です。
「推察力」とは、相手の考えをデータから察する能力です。
講座では、レポートを書くことや、データを読み解くことでこれらの力を鍛えます。
社会・対人関係的要素とは?
3つの領域のうち、感情の分野に属します。「コミュニケーションスキル」「リーダーシップ」「公共心」「規範意識」「他者を尊重し切磋琢磨しながらお互いを高めあう力」などのことをいいます。
人に好かれようとする発言や、嫌われるコミュニケーションの取り方は避けましょう。
自己制御的要素とは?
「意欲」や「忍耐力」、「自分らしい生き方を追求する力」「成功を追求する力」のことをいいます。
3つの領域のうち、精神の分野に属します。
知識を獲得しても、総合的な人間力が弱ければ成績は上がりません。人間力を強くするためには精神を鍛えることが大事です。本講座では、京都嵯峨二尊院の教えにならい、下記の「心の糧7カ条」を教訓にしています。
心の糧7カ条
- この世の中で一番楽しく立派なことは生涯を貫く仕事をもつことである
- この世の中で一番さみしいことは自分のする仕事のないことである
- この世の中で一番尊いことは人のために奉仕して決して恩に着せないことである
- この世の中で一番みにくいことは他人の生活をうらやむことである
- この世の中で一番みじめなことは教養のないことである
- この世の中で一番素晴らしいことは常に感謝の念を忘れずに報恩の道を歩むことである
- この世の中で一番恥であり悲しいことは嘘をつくことである
まとめ
言語、感情、精神の三角形を大きくするように意識して鍛えていきましょう。